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    2月 5, 2012 by 美容室MARINaquarium


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  2. 昔から疑問に思っていた事に一応の答えが見つかったの巻(生命の多様性とその存在意義についての考察)

    9月 11, 2018 by 美容室MARINaquarium

    石山です
    久々・・・かなり久々の投稿になりますが、備忘録も兼ねて現在までの考察を書き記しておきたいと思いますので

    よろしければお付き合いいただければと思います<(_ _)>

     

    私が確か小学生だった時のこと。

    雑誌Quark(クォーク)であったかに記載されていた内容「太陽は将来的には膨張して太陽系を焼き尽くしてしまう

    とゆう内容を読み、大変びっくりしました。


     

    「最終的にすべての生命が焼け死ぬならば、その日まで子孫を残して生き残り続ける意味とは何なのだろうか?」

    「そもそもすべての生命は個体として必ず死ぬのになぜ産まれ、生存競争を繰り広げなければならないのだろうか?」

     

    そんな疑問を抱いた所で納得いく答えなど簡単に見つかるはずもなく

    ただ頭から離れない疑問として今日まで頭の片隅にいつもある疑問となっていました
     

    しかし、その問題を先送りにする方法は後に考えつきます。

    その方法とは「太陽系を脱出し、もっと若い太陽のある星系に引っ越す

    とゆうものですが

    それも一時しのぎでしかなく、また同様の問題がうまれてしまいます。

     

    「さて、どうしたものか

    と考えていたときにとても魅力的な学問の存在に気付きます

    それは「ひも理論」

    簡単に言えば「すべての物質は同じモノ(1次元の拡がりをもつ弦)で出来ている」

    とゆう考え方です
     

    この観点からいけば重要なのは生きているか死んでいるかではなく、質量として存在していること自体に意味がある
    般若心経の一節に「色即是空」とありますが、これは

    色(この世のすべての存在)は即(すぐに)是(イコール)空(無になる)

    とゆう意味ですが

    それは確かに言えています
    生物はもとより道具や建造物、はたまた海や川、山に至るまで永遠不滅の存在などありません。

    どれも形をかえていくものです。

    でも「空(無)」になるのではなく、ただ違う物質(例えば二酸化炭素やケイ素といった物質)に置き換わるだけです。

    そうして対をなす文言「空即是色」

    に繋がっていくのです
    つまり、自分が死んで火葬されてほぼ二酸化炭素に置き換わったとしても

    その二酸化炭素から光合成ででんぷんを植物が生成し、それを草食動物(正確にはバクテリア)がタンパク質に変換し

    その肉を誰かが食べて、その人の一部になったり新たな生命の素材になったりする。

    これは「すべての存在の素材は同じ(弦)」と考えれば成立し得ます
     

    では誰かの一部になった時に自我はどうなるのか?

    などと思っていた時にある科学館で私は面白い体験をしました。

    2つのマグカップにひとつは温め、ひとつは熱めのお湯を入れます。

    どっちが熱いか視覚的に予想出来ないように中が見えない2つの箱に別々にカップを入れて

    左右の手をそれぞれの箱に同時に差し入れて

    温度を感じる・・・とゆう実験です

    結果は熱いマグカップはすぐに温度を感じたのに対して

    温いマグカップは温度を感じるまでに1秒ちかくのタイムラグがあったのです
    これは指先がカップの温度が高いほうに危険性を感じ、優先的に大脳に情報を伝えるために高速通信が可能な神経(グリア細胞の応援)を通じて

    情報を送ってきたからだと教えてもらいました。

    つまり、情報処理をしているのは大脳だけではなく指先や脊髄、喉頭蓋や瞳孔(正確にはそれらを作動させるセンサー)などの各器官が

    コンピューターでいうところのSCSI(スカジー、Small Computer System Interface)のように

    瞬時、かつ正確な意思決定を行っている(もしくはシステムを構築している)。

    また心臓を他人のものに移植すると嗜好や趣味が変わったり

    網膜を移植したことにより前の持ち主が最後にみた光景を夢で見たりと

    自分が確立していると思っている自我とゆうものが

    実はいろいろな要素に影響を受けて変化しうるものなのだ。

    つまり「自我」とは始まり(誕生)から終わり(死)まで一貫して同一のものでないのかもしれない。

    野球チームのように部分的に入れ替わったりしているのかもしれない

    そう考えれば自我とは誰かが途中から部分参戦することも可能な存在なのかもしれない・・・そんな認識になりました
     

    以上のような考察から輪廻転生とは魂が廻るのではなく、物質として質量が形態を変えながら未来に可能性をつないでいくもの。

    そう考えればたとえ太陽に焼かれたとしても質量は変わらない(質量保存の法則)ので

    自分とゆう存在の意義(大小)は変化しない

    とゆうことになります
     

    そうして量子宇宙が熱的死(すべての温度が均一になった状態)してもそこに対称性の破れが起きれば(虚数空間でなくともインフレーション宇宙が産まれるのかは私が不勉強なためわからない)また現状のような宇宙が産まれ、生命に返り咲くことも可能なのではないか?

    これこそが仏陀が悟ったダンマ「普遍の法」・・・宇宙の真理ではないのか?

     

    ・・・
    しかしこれでは生命は解脱(最終目的を果たす)することなく永遠に生と死を繰り返す袋小路になってしまう。

    量子宇宙の真理では生物の存在理由まで解き明かすことは出来ないのか?

     

    そんな風に考えていた時、私が出会ったのがこの存在


    「T4ファージ」

    通常は球体であることが多いウイルスの中でもとびきり個性が強い形状のウイルス、

    「石鹸の泡が球体なのは表面積が小さくエントロピーが最大になるため」であるように

    ウイルスが主に正20面体の球体であるのに対してこのT4ファージがこのような姿かたちになっている理由は謎が深いものでしたが

    ある仮説で説明がついたと言います
    「これは4次元空間の正面体の投射ではないか?」

    とゆうものです
    我々が4次元空間の物体を認識する術はありませんが

    理論上、数学的に考えた4次元空間に存在する正面体の面、陵、角の個数は計算できます。

    この物体に投射(3次元の立体に光を当てて影を作ればそれは2次元の図形になる)によって次元を1つ落とすと

    ちょうどこのT4ファージの面、陵、角の数になると言います。

    するとこの複雑な形状をもったT4ファージは4次元空間では単純な球体、それの影である!

    と類推することも出来ます。

    だとすると・・・この3次元世界よりも高次元にも生命が存在する可能性がある
    人類の数万倍の速さで進化できるウイルスは既に高次元にも存在しているのかもしれない。

     

    そうか・・・地球上だけでも137万種もいる生命たちが目指しているのは高次元へと進出できる生命へ進化する道筋を探るため、

    その可能性を模索する方法としてではないか?

    あらゆる生命が進化し、淘汰の荒波に揉まれて目指す先はそこではないのか?

    しかし4次元なんて飛行機でもロケットでも到達することは出来ない世界、どうやったらそんな世界に行けるとゆうのだろう。

     

    そこで私が思い出したのがモーゼが「出エジプト」の最中に行ったとゆう「葦の海を割った」とゆう一節。

    見解はいろいろとあるけれど、いずれにせよ都合よいタイミングで起きた現象は奇跡としか言いようがない。

    奇跡とは「物理的な仕事量として可能ではあるが、確率的にあまり起きない事が起こる事」と考えれば物理法則に反しないことになる。

    つまり「確率をコントロールするちから」

    これを人は「魔法」と呼び

    これを人は「奇跡」と呼ぶ

    これこそがブレーンワールド(『我々の認識している4次元時空3次元空間+時間)の宇宙は、さらに高次元の時空(バルク(bulk))に埋め込まれた膜(ブレーン(brane))のような時空なのではないか』と考える宇宙モデル)を飛び越え、高次元に飛翔するための手段なのではないか?

     

    翼とは風を切り飛翔するために産み出されたが

    我々、生命が最終的に目指す翼は「確率の雲(コペンハーゲン解釈に基づく電子の存在確率のような)を自分の都合に合う位置に動かす翼」

    を持つことではないのか?

    そして人類は本能とゆう自然界のルールから外れて理性を持つことにより手に入れた科学力こそがこの翼になりうるのではないか?

    そう考えるに至りました
     

    以上が細かい説明や引用は端折りましたが、私が考えた概要になります。

    まだ色々と勉強したい、しなければならない分野が山積みで

    これからまた違う考えも浮かんでくると思いますが

    これが今日、自分が思い当った「生命が産まれ、そして目指す場所」についての考察です
    最後までこの文章にお付き合いくださった方の中で「そうじゃなくて、こうなんじゃないの?」なんて考えがあったら

    そっと私に教えて下さいね


  3. 長野県は小布施に北斎をみに行ってきました♪

    9月 1, 2016 by 美容室MARINaquarium

    石山です
    この前の連休は長野県は小布施に行ってきました♪

    今回の旅行先を小布施にしたのには以前からちょっと気になっていたことがあって、それは「私が偉大だと思っているアーティスト、モネとか他にも多数の人物(ルノアールやゴッホ、ロートレックなど)に影響を与えた葛飾北斎・・・私にはそれほどすごいアーティストとは思えないのだが、いったいどれほどの男なのか?

    それを確認してみたいと思って出かけてきました
     

    小布施といえば縦長な長野県の北のほう、けっこう距離があるので月曜の深夜に出発して十国峠を抜け、東御にある道の駅「雷電くるみの里」にて車中泊
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    朝起きてみると気温じつに19℃!

    やっぱり避暑には長野県でも標高のあるところが快適ですね
    そこから車で2時間ほど移動するとそこが今回の目的地、小布施♪

    まずは名産である栗のあれこれをいただいてきました!

    まずはソフトクリーム

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    あとは栗のおやきとか



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    ふっくらしてやさしい甘みが上品な感じでした♪



     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    お腹が満たされたところでいざ葛飾北斎の作品をみに「北斎館」へ向かいます
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    この時はちょうど広重も公開されていたので一粒で二度美味しい感じでした♪



    葛飾北斎と言えば富嶽三十六景や北斎漫画が有名ですが、私はどうも版画にはあまり興味がなくて(^_^;)(ここの作品はほとんどが肉筆画だけど)

    そんな半端な気持ちできてみたのですが・・・

    実際にはとんでもない完成度でした!
    IMG_0003_R宗理型美人と呼ばれるすらりとした長身、うりざね顔、小さな目鼻立ちを特徴とする様式はまさに「ジャポニスム」の代表的なデザイン。

    これを確立した北斎はこれだけで充分すごいのですが・・・

    IMG_0001_Rこの色鮮やかさ、艶やかさも西洋美術を彷彿とさせる完成度です!IMG_0004_R
     

    この鷲もシャープなライン、濃淡が産み出すコントラストは力強いインパクトを与えているのですが・・・なぜか不思議な愛嬌が漂う作品です

    IMG_0005_R
    印刷だと判りにくいですが、この柳の葉をみた時には北斎が「森羅万象の有り様を理解した」と言った意味がわかった気がしました。

    IMG_0006_R
    この絵にしてもそうですが、ただ「見たまま」描いてもこうは仕上がらないでしょう
    植物の葉脈の構造、実の色づくメカニズム、枯れる理由・・・などを本質的に理解しているからこそ描けるレベルです(^_^;)

    極めつけは・・・

    この作品!IMG_R
    誰しも絵描きならば直面する問題「色彩と線の両立の難しさ」をこの力強くも繊細な線、同系色の使用、コントラストの妙技・・・それらを駆使して解消しています
    すごい、すごすぎる!

    さすがは1998年に米「ライフ」誌が企画した「この1000年間に偉大な業績をあげた世界の人物100人」に日本人ではただ一人、選出されるだけのことはあります
    齢90歳にて他界した北斎(この当時の雅号は画狂老人卍)は天我をして五年の命を保たしめば 真正の画工となるを得べし

    と話していたそうです
    最後まで満足せずに芸事を磨き続けるそのモチベーション。

    見習うべきだけど、私は「やるだけやった♪満足だ!」と思って死にたいなぁ。。。とゆうのが本音です
    死の三か月前、絶筆であると言われる作品「富士越龍」

    富士の高みを超えてその先を目指して上昇を続ける龍の姿にどこまでも高みを極めんとする北斎の願望を感じて私は深い感慨にふけっていましたIMG_0002_R
    そんな稀代のアーティストにも面白いエピソードがありました
    弟子の露木為一の証言では、「先生に入門して長く画を書いているが、まだ自在に描けない・・・」と嘆いていると娘、阿栄が笑って「おやじなんて子供の時か ら80幾つになるまで毎日描いているけれど、この前なんか腕組みしたかと思うと、猫一匹すら描けねえと、涙ながして嘆いてるんだ。何事も自分が及ばないと 自棄になる時が上達する時なんだ。」と言うと、そばで聞いていた北斎は「まったくその通り、まったくその通り」と賛同したという。

    私もデザインの作り手として「これでいいのか?」と悩み、考え、あらゆるアーティファクトから何かを学び取ろうと模索を続ける日々をすごしていますが、

    「この焦燥感が成長の原動力であるのか・・・」と、少し気分が楽になりました
    小布施の北斎館、また数年か十数年したら再度訪れる必要がありそうです
    まだ自分が最後まで己が道を極めんとした北斎に共感できるかどうか試すためにね
     

     

     


  4. なぜ人は髪を美容院で切るのか?

    5月 22, 2016 by 美容室MARINaquarium

    石山です
    今日は以前からずーっと探していた「なぜ私は人の髪の毛を切るのか?」とゆう疑問に

    当座の答えが出たので、以後また自分のなかで変わっていった時のチェックポイント

    として書き留めておきたいと思いましたヽ【・ω・】ノ

    気が向いた方はどうぞお付き合いください♪<(_ _)>

     

    そもそも私は小さい頃は美容師になろうとは思っていませんでした
    私が憧れていたのは・・・家電の開発者です

    そう、小学校1年生の時でしたかね、SONYが「ウォークマン2」を発売しました

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    それまで外で音楽を聞くにはおっきなラジカセを肩に担いで持ち歩く以外に方法はありませんでした

    それをウォークマンはカセットケース2枚分とゆう当時は驚異的なサイズダウンに成功!

    誰もが音楽を持ち歩ける時代が到来したのです!
    当時の私はとても感動しました。

    人の生き方が技術によって変わるのだ。

    よおしっ!私も誰も見たことも考えついたこともない革新的な家電を開発して多くの人に同じ感動をまた味わってもらおう!!(ง •̀_•́)ง‼

    そう考えていました
     

    それから小学校高学年になって司馬遼太郎の「龍馬がゆく」を読んだときに龍馬が言った「人はなぜ産まれるのか?事を成すためだ」

    とゆう言葉を読んで「そうか、私が産まれたのは家電を作るためだ!」と思っていたのですが・・・

    最終的に選んだ道は美容師
    なぜ私は髪を切るのだろう。

    論理的に考えれば髪型は2つの姿に集約します。

     

    ①丸坊主(スキンヘッド

    ブロー、スタイリングが速い、シャンプー剤が少なくて済む、毛先のトリートメントも必要性ナシ。

    もっとも経済的な髪型です
     

    ②アフロヘアー

    髪の毛には「落下物による衝撃の緩和、直射日光から頭皮を保護」とゆう効果もあるので

    この点を考慮すればアフロが最強です(・∀・)

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    また頭皮付近の温度の安定性(外気が高温&低温でも)の高さはあらゆる髪型でアフロ一番だとテレビ番組「所さんの目がテン!」の実証実験で判明しました
     

    つまり優れた髪型の頂点はスキンヘッドとアフロの2択になる訳ですが

    なぜ私たち美容師はいろいろなスタイルを産み出して提供しているのだろう。

    もし私が家電メーカーに入っていればまったく新しい商品が日の目を見ていたかもしれないのに

    それを棒に振って髪を切るとゆう選択をして良かったんだろうか?

    そう思い悩む時期がありました
     

    その悩みを解消してくれたのは実に意外な相手でした。

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    上野動物園のアフリカ象です
    あるとき私が上野動物園に行ったとき、ちょっと気が向いてツアーガイドに参加しました。

    特に得るものもなかろうにな・・・と思っていたのですが、まさか人生最大の疑問に答えが見つかるなど思いもよらなかったです
    それは解説のお姉さんが象のコーナーで説明をしていた時のこと。

    インド象は耳が小さくアフリカ象は耳が大きいんですよ!より暑いアフリカで暮す象の耳が大きいのは耳に沢山の血管が走っていてラジエーターの役割をしているんです♪」

    と私たちに説明したあと拡声器をアフリカ象に向けて

    「〇〇(象の名前)ちゃん、みみ~♪」と話しかけると・・・

    一頭の象がこちらに寄ってきて耳の裏側を見せてくれたのです!

    たとえばイルカがショーをする時は飼育員のジェスチャー(腕を下から上へ降ったり頭上で回したり)をみて行動しますが

    ここの飼育員さんはノーアクションで声を出しただけ。

    それであの複雑な行動をとるとは言語を理解したとしか考えられません

    私が飼育員さんに「いま象さんが言葉を理解したように見えましたが・・・?」と聞くと

    飼育員さん「はい、理解しますよ?賢いし」

    と言います。

    私、「賢いとは何を指していうのですか?」と問うとあっさり

    飼育員「遊びますから」

    私「遊ぶとはどのように?」

    飼育員「以前あのコが食べられない木の切り株を蹴って遊んでたら他の象が奪おうとしたのでブロックしていました。二匹ともそれを食べられない事を知っていますから無駄な行為です。無駄な事をするのは賢い証拠です

    !!!それを聞いて私はカミナリでも打たれたかのような衝撃を覚えました

    無駄な事をするのが賢い証拠!?

    では、例えば賢いと言われる動物の代表、イルカが作るドルフィンリング

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    狩猟に使うとか通信手段とか言われていますが

    あれはたぶん楽しいからやってるんだ♪

    そうかそうか、つまり人が歌うことも絵を描くことも服装を気にするのも髪型にこだわるのも・・・言ってしまえばカルチャー(文化)そのものが「遊び」なんだ♪

    つまりそれらの価値は

    どんな意味があるか?ではなく「どれだけ心が動くか?(感動できるか?)」で決まるのだ・・・と
    私が子供の頃に憧れた家電開発も、今生業としている美容師も実は最終目的は「人を感動させたい!」とゆう同じ場所を目指していたのだ。

    ただ手段が変わっただけでね
     

    私がまだ小さな子供の頃、未来に産んでくれなかった両親を恨んだことがあります。

    理由は「未来ならドラえもんがいたのに」とゆうもの。

    未来は科学技術が発達して確実に今よりも便利な世の中になっている、なのになぜ今産まれてしまったのか?

    科学技術の進歩こそが人類が過去から未来への時間を歩んだ証拠なのだ!

    ・・・そう思っていましたが科学技術とは「人を感動させる」手段のひとつでしかありませんし

    気をつけて開発しないと幸せだけでなく不幸をも副産物として産みだすことすらあります
    文明の進化とはこの科学技術のみならず料理や建築、法律、モラル、音楽やダンス、豊かな自然の保護・・・など多岐にわたる要素によって進んでいくのだ。

    私も美容技術とゆうひとつの手段を選び、カットとゆうスキルで今現在担当させていただいている方々、これから出会う方々に「感動」とゆう遊びを提供し「不愉快」とゆう副産物を最小限にとどめて

    その知り合えた方々限定でも以前よりもさらに喜んで頂くことができるようになればいいなぁ、と思っています
    そのためにはまず私自身が色々な事に感動し、感謝し、興味をもって遊んでいかないといけませんよね


  5. 石山の独断で選ぶ桜の名所ベスト9

    4月 7, 2016 by 美容室MARINaquarium

    今日の雨で都内の桜はすべて散ってしまうと聞き

    もったいないよなぁとしんみりしてしまう今日この頃。

    「散るゆえによりて、咲く頃あればめづらしきなり」とは世阿弥の言葉ですが

    確かに期間限定だからこそ一生懸命桜を見に行って、瞳に焼き付けようとするんですよね
     

    そんな事を考えながらアルバム(フォルダ)を整理していたらふとここ3年間で私が見てきた桜の名所を順位付けしてみたくなったので

    ここで石山の独断と偏見、限られた知識と経験に基づいたランキングを決定していきたいと思います♪

     

    番外 長野県須坂市 「臥龍公園」

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    ここの桜を番外にしたのは関東と比べて満開の時期がかなり遅いので他の桜を楽しんだあとに訪れることが出来るためです(・∀・)

    頑張って北海道まで桜を追っかければゴールデンウィーク過ぎまで楽しめますが

    一般道をマイカーで最大2日間で旅する私としては須坂あたりがちょうどいい場所です
    桜もさる事ながら雪を頂く青い山脈を見ながらの花見はまた格別でした(´∀`)

     

    第8位 山梨県笛吹市「石和温泉」

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    第8位は石和温泉の桜並木。

    桜の密集度合いや枝ぶりも見事ですが

    なんといっても素晴らしいのが石和温泉自体がまだ歴史の浅い観光地なため花見客が少ない!

    屋台ひとつ出ていない静かな環境でしっぽりと桜を楽しむには向いた場所だと思います♪

     

    第7位 山梨県南巨摩郡「久遠寺」

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    第7位は日蓮宗総本山、久遠寺のしだれ桜
    私が訪れた日は何でも「必ずしだれ桜が満開になる日!」とゆう逸話がある日だったようで

    駐車場に入るまででも大変でしたが

    確かに神々しいまでの美しさを堪能できましたヽ(*´∀`)ノ

     

    第6位 埼玉県本庄市「こだま千本桜」

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    第6位は埼玉県のこだま千本桜(・∀・)

    近すぎず遠すぎずな距離感が都内から気軽に出向けるうえに弓なりに湾曲した河原はひと目でたくさんの桜を見ることが出来ます(*^^)v

    遊歩道もきれいに整備されていて桜並木のトンネルを春気分いっぱいに歩けるのが素敵な場所です♪

     

    第5位 山梨県甲府市「武田神社」

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    第5位は甲府市の武田神社・・・って山梨県ばっかりだな( ̄▽ ̄;)

    山梨県は国道20号で大弛峠を抜けるもよし、道志みち~山伏峠はカーブが適度で一番のお気に入りルートだし

    奥多摩から柳沢峠を抜ければ甲府まですぐと、とてもアクセスが良い関係でついつい行ってしまう場所です(^_^;

    この武田神社は駅から神社までずうっと商店街沿いに桜並木が続いていて、美味しい食べ物屋さんが軒を連ねているので

    花も団子もどちらも楽しめる素晴らしいところですヽ(´▽`)/

     

    第4位 東京都世田谷区「砧公園」

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    これはもう完全に贔屓ですヽ(*´∀`)ノ

    桜とは春を告げる花。

    それが普段、自分たちが生活しているところで咲いてくれるのが何と言っても嬉しいので

    私の生まれ育ったここ世田谷からも1ヶ所は(しかもけっこう上位)選びたいと思いました♪

     

    贔屓目にみなくてもこの数本の桜が密集してあたかも一本の大木のように見える場所はかなり見応えがあると私は大変気に入っているんです♪ヽ(´▽`)/

     

    第3位 静岡県賀茂郡「河津桜」

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    関東では一番早く開花する早咲きの河津桜
    一足先にお花見できるのがなんとも嬉しいし

    ソメイヨシノよりも濃いピンクが鮮やかな黄色の菜の花と一緒に咲くそのコントラストがまたいいですよね♪

     

    第2位 長野県伊那市「高遠城址公園」

    日本3大桜の名所と名高い高遠のさくら
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    ソメイヨシノよりも少し濃いピンク色に咲くコヒガンザクラが慎ましくも美しい春を感じさせてくれます♪

    またここは沢山の屋台が出るのでどれを食べるかとっても迷ってしまうところです
     

    第1位 長野県上田市「上田城」

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    私のなかで一番は今のところこの上田城です
    子供の頃に見た大河ドラマ「真田太平記」で真田幸村に感じた侘しさと散りゆく桜が相まって

    なんとも感慨深い味わいがあります
    去年ここを訪れた時はあまり花見客がいませんでしたが

    今年は大人気なのでしょうね
     

     

    こんな感じで私が選ぶ桜の名所9ヶ所はこんな順位です♪

    もちろんこの他にも吉野や弘前、千鳥が淵や井の頭公園など桜の名所は数知れませんし

    私にとって本当の一番は幼少の頃より成長を見守ってもらっている世田谷小学校の桜や

    実家から至近にある鴎友学園の桜などなので

    皆さんひとりひとりがつける順位は違うのが当然だと思います

    でも、押しなべて言える事は

    今も昔も桜はその華やかな時期が短いからこそ美しさが際立つ
    とゆう事だと思います(^-^)

    「花と、面白きと、めづらしきと、これ三つは同じ心なり。いづれの花か散らで残るべき。散るゆえによりて、咲く頃あればめづらしきなり。能も、住する所なきを、まづ花と知るべし。」

    とは世阿弥の言葉ですが、なるほど私が生業とする美容もまた移り変わりがある仕事。

    何が普遍でなにが流行りか。

    ちゃんと分けて考えて住する所なきをまづ花としなければ面白くない仕事をする美容師になってしまいますね( ̄◇ ̄;)

    私も頑張って「毎日咲き直す桜」を目指してみたいと思います
     


  6. 飛騨高山にガレを見に行ってきました!

    9月 19, 2015 by 美容室MARINaquarium

    石山です
    しばらくサボっていたブログを(実に1年半ぶりか)を久々に更新することにしてみました
    それと言うのも今回行ってきた飛騨高山美術館は全館撮影OK!とゆう珍しい場所だったので

    自分で各作品に感じた事を書き留めておく為にもブログにして残してみようと思いましたヽ(・∀・)ノ

    飛騨高山は今年の始めに白川郷に向かう通り道として通過はしたのですが

    改めてじっくりと時間をかけて訪れたいと思っていたので、いろいろ調べてみると…

    Σ(´∀`;)おおっ、ガレの作品が多数展示されているだとぉ!?

    と旅行を決定いたしました(゚∀゚)

     

    いろいろと調べてみると飛騨高山も面白そうな所。

    中でも異彩を放っていたのは・・・

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    ここ、光ミュージアム

    なんでもマヤの神殿がモチーフになっているとかで、行ってみると宇宙の創生から三畳紀~ジュラ期の生命の躍動、人類の誕生から文明の形成、西洋美術、東洋美術、そして再生可能エネルギーテクノロジーの展示など

    カテゴリーとしては博物館・・・美術館、いや資料館?いやいや科学技術館。と、規模もテーマもかなりな施設でした
    img_slide_05[公式サイトより]

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    [公式サイトより 上村松園 紫式部図]

     

    随分と色々と展示されているし、それぞれのレベルも高め。

    いったいここはどんな所なのだろう
    と思っていると最後には教祖様を紹介するスペースがありました。

    もともとは陸軍士官学校を出て近衛兵にまでなったエリート。

    さすがこれほどの礎をつくられる御仁は違いますね
    これだけの情報と経験、知識、思考力を持った結果、彼は神の声を聞けたとか。

    以前、F1ドライバーの中嶋悟がレースの最中に「調子が良いときは空の上から自分とライバルの車が見えて、近未来に起こる追い抜きとかを見ることができた」とゆう話しを聞いたことがありますが

    己が道を極めれば専用のアプリみたいな能力が発現するのかもしれないですね
    私ならば差し詰め「カットする前から仕上がりが見える!」といったところですか
     

    その後は飛騨古川に移動
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    古川まつり会館を見学
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    豪華なお神輿Σ(´∀`;)(この地方では屋台と呼ぶそう)



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    立派なホイールを履いているし・・・



     

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    装飾は日光の陽明門もかくや!?ってぐらいの仕上がり
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    屋台の上には精巧なからくり人形がパフォーマンスを繰り広げます(´∀`)



    いやぁ、飛騨の職人たちの仕事ぶり、しかと堪能しましたヽ(´▽`)/

     

    外に出てみるとあたりは古い町並みがいっぱい!

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    旅情をばりばり感じながら散策できました♪



    あと、飛騨の特産といえば飛騨牛!

    ってことで頂いてきました飛騨牛ステーキ
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    今回頂いたのはモモ肉だったのでオージービーフのようなしっかりした肉質でありながら臭みがない飛騨牛の香りを堪能できましたヽ(´▽`)/

     

    そして日も暮れてきたので南に60キロほど移動した場所にある温泉

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    下呂温泉に行ってきました
    ここは幼少の頃よりその抜群にインパクトある名称が気になっていていつかは訪れたいと思っていた温泉

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    行ってみて知ったのですが、この下呂温泉は草津、有馬と並び三名泉に数えられるのだとか。

    なるほど古式ゆかりある風情がいい感じです
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    その夜は飛騨にあるスキー場が道の駅として開放されていたので

    そちらで車中泊
    暑くなく、寒くなく、広大な土地を独り占め(近くの道路を通行する車両すら皆無)出来てとても快適でしたヽ(´▽`)/・・・ってちょっと怖かったけど(^。^;)

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    翌朝いよいよ飛騨高山美術館に向けて出発!

    雪国ならではの道幅の広い峠道で雪のない季節は気持ちよく走れますが、やはりオーバースピードで楽しみに来る車両が多いらしく路面にはたくさんのブレーキ跡が残っています
    そんななか見通しの悪い緩やかな下りカーブにさしかかりますが

    「こんなところに限って後半カーブがキツくなったりするのよね

    と減速して様子をみていると・・・

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    おおっ
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    おおおっ
    かなりなオーバースピードで突っ込んだらしく完全にグリップを失ってますね
    ABSは作動しているだろうに、まったく曲がる様子もなくガードレールに突撃していくサマは途中まで同じ走行ラインを走っていた私には背筋が寒くなるような追体験をしました
    やっぱ無茶は禁物よね。

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    真新しい銀色のガードレールを見ながらそんな思いを新たにしました
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    そして今回の目的地「飛騨高山美術館」に到着
    ここでは素晴らしい作品が多数見れました
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    まず、なんといってもエミール・ガレ

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    彼のすごいところは、ほんの小さな部分に至るまで

    よく見ると技巧が凝らしてあって

    こちらの想像を絶するほど完璧なんです
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    この蒲萄をモチーフにしたピッチャーの透明な出っ張り部分も歪んでいるのではなく

    まさに熟したブドウの実を忠実に再現しています。

    植物学にも精通していた彼だからこその観察力、表現力

    凄まじいです(゚O゚)

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    この作品なんかも下の方をアップにすると・・・

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    この完成度!Σ(´∀`;)

    ほんとどこまでも作り込むひとですよね。

    私も作品を作る者として感じるのが部分的に細密さを求めるときはどうしてもレイアウトに歪みが生じやすく

    レイアウトを重視すると細部の作り込みがコントロールしにくいとゆうジレンマがあるのですが

    ガレは細部に微塵の妥協もしないのにレイアウトにブレが全くないんです。

    どんだけ精神力とモチベーションがある男なんだか
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    そんな職人気質は家具作りにも現れます

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    何だろ、彫りの厚みといいカーブといいノミの跡といい

    寒気がするほど美しいんです
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    バランスも素敵だし

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    さらに端から端までこの完成度!

    とんでもない男ですよね。

     

    また彼は大変な昆虫オタクだったとも聞きます

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    トンボをモチーフにしたこの作品・・・

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    素晴らしすぎます
    トンボの飛行技術は人類がおそらく永遠に手にすることは叶わないだろう・・・とも言われるほどの能力で

    彼らの体にある窪みや羽根の形状などは人類が持つ流体力学、航空力学では理解の範疇を超える未知の技術(蜂が航空力学の見地から飛行不可能と証明出来るとゆう話しは有名ですね)

    それをガレは微細にコピーしているだろう事が見て取れるのです。

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    これは別の作品ですがかなりトンボ感満載です
    ガレはおそらく昆虫が何故そのような形状であるかは解らないまでも、どんな形なのかはあきらかに精通しているのでしょうね。

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    こんな作品や

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    この作品なんかもすごい技巧が散りばめられているのですが・・・

    この辺にしておきたいと思います(^。^;)

    やはり、ガレ。ここ数百年で一番化け物じみたアーティストの1人です
    他にも感慨深いのが・・・

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    ティファニーの作品たち

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    充分に素晴らしいのですがガレのように異常な作り込み・・・ってほどではないんですよね。

    震えがこないとゆうか。

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    見てわからないほどの違いなのですが

    実際に費やす時間と精神力、労力は4倍やそこらじゃ済まないでしょう。

    でも、経済的に成功しているのは圧倒的にティファニーだし
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    それにこの可愛らしさ
    ガレは一見地味だし哲学的で高尚なのですが

    可愛げがないんですよねぇ(^。^;)

    もし神様が「ガレかティファニー、どちらかのセンスをやろう」と言ってきたら・・・

    迷うなぁ( ´・_・`)

    ガレかなぁ。

    いや、ティファニー。

    そうすればもうお金で苦労しなくて済むんだ。

    ・・・いやでも
    ガレ選んじゃうんだろうなぁ。
    あと他にも面白い作品があって

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    ミューラー兄弟の作品。

    若干の作り込みの粗さはありますがバランス、色彩ともに光るモノがあって素晴らしい作品でした!

     

    来てから知ったのですが、ここ飛騨高山美術館はミシュランで三ツ星☆☆☆をもらってるんだそう。

    ここに三星つけるなんてやはりミシュラン、侮れませんね
    もう逆にミシュランガイド買って載ってる所を巡ればいいんじゃないかっ!?

    そんな風に思ってしまいました
    あと、ここのレストランは味は素晴らしくて(シェフの厨房での雑談は煩いけど

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    飛騨特産の豚とトマトを使ったパスタ
    トマトの酸味を抑えて豚の香りを残す調理は

    どちらの旨みもぶつけることなく調和させた秀逸な作品!

    このシェフ、食べさせる環境は整えられないものの料理を作る腕と舌は確かだと驚かされました
     

    このように飛騨高山でいろいろな職人が織りなす作品の数々に出会い「自分も誰かの心を震わせるような作品を作れるようになりたいものだな・・・」なんて気持ちを新たにしてきました
    いつかそんな境地に達することができるのか、模索の旅はまだまだ続きそうです
     

     

     

     

     

     


  7. 長野県は伊那市にある「高遠城址公園」に行ってきました♪

    4月 23, 2014 by 美容室MARINaquarium

    石山です
    先週のお休みは長野県は伊那市にある「高遠城址公園」に行ってきました
    さくらってすぐに散ってしまうので週一休みの私としては

    行き先は厳選したいもの
    どーしたものかなぁ・・・と思っていたら

    お客様の知り合いで桜の名所巡りをかなりやっている

    桜マニアの方がイチオシしていたのが「高遠」だとの話しを聞きました
    調べてみると満開予想が私の休みの前日だと市のHPに書いてある
    おお(ノ゚ο゚)ノこりゃ天啓か!?

    と行ってみる事にしましたヾ(*´∀`*)ノ

     

    でも、高遠はあの「吉野」「弘前」と並び賞される

    日本の桜、三大名所のひとつとのこと←知らなかった

    満開時の予想人出は30万人。

    あの皇居・乾門に訪れた人数を上回る
    出し抜くには早朝から行くしかない!Σ(゚д゚lll)

    と、夜の高速をひた走り、午前4時に現地到着
    午前6時、開城?の時間ピッタリに駐車場に入りましたヽ(´▽`)/

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    一番乗りだったのでサクラの真横に停められました♪

    時刻は午前6時ですから人出は少ないものの花の開きもややイマイチ
    でも、あまり人のいない公園をの~んびり散策するのはいいですね♪

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    公園を出て近くを歩いてみると・・・

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    藩士たちが学んだ学校や・・・

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    歴史ある建物などが「伊那に来てるんだなぁ~」って気分にさせてくれます♪

    でも、ここの素晴らしいにはなんと言っても・・・

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    信州の青い山々をバックにサクラを見れる事でしょうヽ(´▽`)/

    ここ、高遠のさくらはコヒガンザクラと呼ばれるやや小ぶりだけど花の色が濃い見事なもの
    見応えありましたo(^▽^)o

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    早朝の花見を切り上げて車に戻って仮眠zzz

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    車の窓からこの景色を楽しみながら快適に寝れました
    午前10時を過ぎると24℃にも気温が上がり・・・

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    日のひかりを受けたサクラたちはいっせいに満開になっていました!
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    多くの観光客も集まり、大盛況の様相ですが・・・

    おお!(ノ゚ο゚)ノ屋台も開店している!!

    ってことで、さっそく食べ歩き
    花もだんごも戴くのが石山のスタイルです
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    10穀米使用の五平餅味噌仕立て。

    素朴な郷土の味に子供の頃には感じられなかった感動があります
     

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    南アルプスの天然木を利用してスモークしたと言うソーセージ等詰め合わせ

    とくにソーセージはかなり美味しかった!ヽ(*´∀`)ノ

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    地元B級グルメ「ローメン」

    炒めたラム肉とキャベツを蒸したラーメンの麺と合わせて

    醤油や酢などで適当に(失礼だよ)味付けしたモノ♪

    札幌に長く暮らした経験のある石山には親しみやすい味でした
     

    高遠のさくらは確かに素晴らしかったのですが

    ふと辺りの景色を見て目に止まったのは

    雪深く長い冬に備えて設計された民家や商店の姿
    ここは長い冬と戦い、付き合いながら春を待つ人々が暮らしているところなんだなぁ|゚Д゚)))

    っと思ったら満開時期だけ見に来ても真の高遠の魅力を感じるのは難しいのかなぁって思いました
     

    本当のサクラの楽しみ方は一年間、毎日見ているサクラが

    冬に枯れたかのような姿をしていても

    まだ肌寒い春の陽気にいっぱいの花をつける、あの姿を楽しむ事なのかもしれません
    高遠まで行って近所のサクラを見直す自分はつくづく変わった感性を持ったもんだと

    我ながら不思議な気分になりました


  8. ちょんまげを結ってきました!

    12月 1, 2013 by 美容室MARINaquarium

     

     

     

    石山です

    先月の連休は以前働いていた職場の先輩のアタマに「ちょんまげ」を結いに

    日光江戸村まで行ってきました

    以前、飲み会で会った時にエラく髪を伸ばしていたので理由を尋ねたら

    「日本人なら一度はちょんまげを結いたい」とのこと。

    へぇ~、そんなものかねぇ

    なんて他人事に考えていたら先日、「ちょんまげ結って!」ってメッセージが。。。

    最初は他の人に振ろうと思いましたが

    考えてみればそんな機会はもうないかもと思い、引き受ける事にしました

    ・・・しかし美容の仕事をはじめて20年になるが

    まるで初めての手技ってのはプレッシャーかかるなぁ

     

    まずはちょんまげについて調べてみると当然作り方とかはネットにも載ってない。

    やはり画像検索で得た「見た感じ」から自分で考えるしかないか

    試行錯誤すること10日

    何とか格好つくようになりました(・∀・)

     

    ちょんまげ(正式には銀杏髷と言う)を結う前日は鬼怒川温泉に前泊

    大掛かりな作業になるので夜のうちに月代(剃ってあるところ)を作ることにしました

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    いよいよバリカンを入れるところ

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    ここいったらもう引き返せません

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    そりそり。。。

     

    とりあえず準備は完了!

    せっかくの鬼怒川温泉ですから温泉浸かって明日に備えます

     

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    翌朝は天気に恵まれ、紅葉も真っ盛りの鬼怒川温泉は絶景でした

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    眼下に流れる鬼怒川もまた綺麗な色してます

     

    さて、いよいよ結い上げ作業です

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    鬢付け油は入手が間に合わなかったのでヘアワックスで代用

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    ブロッキングをとったら

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    パーツごとに丁寧に整えてっと。

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    健康な頭皮ですねぇ~

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    やっぱり元結いは木綿糸でしょ

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    あとは折り返して・・・

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    これで完成

    あとは日光江戸村に移動して衣装を借りれば完成です!

     

     

     

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    そして仕上がり

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    同心(必殺仕事人の中村主水と同じ役職)の格好がサマになってますねぇ

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    私も一緒に素浪人の格好してみました

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    いやぁ、江戸村でサムライの格好は楽しいですね(´∀`)

    キャストの方々もこちらの格好に合わせた言葉遣い(お互いの役柄上の身分などを考慮した)で会話をしてくれるので

    ちょっとしたタイムスリップ気分でござる

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    衣装と一緒に借りた模造刀も良く出来ていて

    スタッフの方にコツを伝授してもらいながら抜刀の練習を楽しみました

    一応、石山家は武家の出身なので本家には伝来の刀があって

    何度か振ってみたことはあるのですが

    真剣だと怖くてこうは振れません

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    あと和服ってコシをぎゅって紐で縛るので

    背筋がピンッと伸びて気持ちがいい!

    猫背ぎみの私がこんなシルエットで歩くことなぞ

    そうそうないです( ̄◇ ̄;)

     

    あと江戸村で意外と面白かったのが忍者屋敷

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    こんな重力異常地帯な体験もできます

     

    思いのほか楽しかった日光江戸村withちょんまげ体験

    実際ちょんまげを結ってみて感じたのは,やはりちょんまげスタイルは作るのが大変だって事。

    江戸の人々は当たり前にしていた事だと思うと

    当時の美意識の高さに改めて舌を巻きます

    現代の美容を当時の人々に見せたら

    「なぁ~んだ、ザンギリ頭で何が面白いんでぇ!?」

    ・・・なんて言われないように

    日々精進せねば。

    そんなふうに思いを新たにした石山でしたヽ(*´∀`)ノ


  9. 安曇野ちひろ美術館と松本城行ってきました♪

    10月 3, 2013 by 美容室MARINaquarium

     

     

    石山です
    先月のお休みは長野県、安曇野市にある「安曇野ちひろ美術館」に行ってきました♪

    安曇野は距離があるので月曜の夜に出発して

    山梨県と長野県の県境にある道の駅「信州蔦木宿」にて休憩

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    高い山はないけど緑が多い

    ちょうど長野と山梨のあいのこ的な、いいところでした
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    ここの特産としてはお蕎麦が美味しいとの事だったので

    蕎麦と地元野菜の天ぷらセットを注文!

    なるほど、信州蕎麦よりもあっさりしつつも

    味わい深いいいお味でした
     

    そこから80㌔ほど移動すると「安曇野ちひろ美術館」

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    台風一過の晴天に恵まれ

    とても気持ちのいい所でした
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    広大な敷地には池やオブジェなどが散りばめられていて

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    そんな中にひっそりとたたずむ美術館

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    [貝がらと赤い帽子の少女 1967年]

    そんな場所で見る作品も格別ですねヽ(´▽`)/

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    [十五夜の子どもたち 1965年]

    「にじみ」の技術を駆使して創り出された作品は

    淡く優しく、素敵なものばかりでした
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    [雪のなかで 1972年]

    また、ちひろさんは鉛筆の使い方も工夫されていたそうで

    この作品などは鉛筆を立てたり寝かしたり

    シャープさや柔らかさを見事に表現したものでした

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    [美登利(小説たけくらべより) 1971年]

    この作品も凛とした綺麗な作品で

    見惚れてしまいました
     

    安曇野を堪能したあとは松本市にあるスーパー銭湯「おぶー」に移動

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    おぶーとは、このあたりの方言でお風呂って意味だそう

    温泉ではなく地下水を沸かせた施設でしたが

    その分、お値打ち価格で入浴できた上に

    ジェット・スパや低周波マッサージが超充実!
    ぜひ近所に一軒欲しいお風呂でした
     

    なのですが、夕飯がまだだったので

    近くに食事ができる所ないかGoogleさんに聞いてみた所

    徒歩30分のところに「JR南松本駅」があるとのこと。

    名前からして大きい駅そうだし、ちょうど帰宅ラッシュの時間だったので

    駐車場とか空いてないとヤだし、今日はあまり歩いてないから

    「運動がてら歩くか

    と向かったはいいのですが、到着してみると予想より小ぢんまりした駅、

    施設はパチンコ屋と魚民だけとゆうシンプルさ
    「ぬぅ~、では魚民で食事するか

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    と入ってみたところ、松本名物「山賊焼き」があったのでラッキー
    ぱりぱりの衣を塩分キツめに仕上げた

    ご飯によく合う男飯

    キャベツは付属の信州味噌で美味しく頂きました(^人^)♪

     

    食事のあとは温泉まで引き返してのんびりした後

    今晩の休憩地、道の駅「風穴の里」へ移動

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    到着したのは深夜でしたが、この夜はちょうど十五夜の月が眩しいぐらいに出ていて

    澄んだ空気と広い空を見ながら

    気持ちよく就寝できました
     

    翌朝は、すぐとなりにある水殿ダムを散歩

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    ここ、水殿ダムは松本市と上高地のちょうど中間地点

    あの清流「梓川」をせき止めてつくられた

    なんとも贅沢なダムです
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    梓川の特徴的なエメラルド・グリーンに澄んだ水を満々とたたえる湖

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    立ち枯れた木が上高地を連想させます
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    せき止められたあとも綺麗さを失わない透明感あふれる姿は

    こころ洗われる気分でした(´∀`)

    ・・・ただ、気温は9℃

    散歩が終わったあとは車の暖房にあたりながら

    一足先に冬気分を味わいました(´Д` )

    その後、向かったのは松本城

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    威風堂々、青い山々をバックに建つ姿は

    荘厳にして華麗

    なるほど国宝になる訳です
    世界遺産に・・・とゆう声も頷けます
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    松本城は実戦を想定して築城された

    戦うためのお城
    飾り気のない無骨な内装に種子島(火縄銃)やカタナなど

    多数の武器が展示されていて

    「昔は日本人同士が戦っていたんだなぁ

    と、武器そのものよりも向けられる相手について考えてしまいました
     

    そのあと向かったのが

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    松本市立美術館
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    この日はメアリー・ブレアの原画展を開催していました
    メアリー・ブレアはディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインや

    イッツ・ア・スモールワールド原案

     

     

     

     

     

     

     

    ピーターパン、不思議の国のアリスなどを手がけた女性

    不思議の国のアリス

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    彼女の作品を間近に見れて

    ディズニーの世界がここまで世界中に愛されている理由が

    理解できた気がしました
     

    今回は長野の自然と絵本の世界を堪能した

    いい休日になりました\(^o^)/

    夏の長野、やはり鉄板ですね


  10. 福島県の美術館と松島に行ってきました♪

    9月 5, 2013 by 美容室MARINaquarium

     

     

    石山です(^▽^)

    先月の連休は夏休みとして一日お休みを追加して

    3泊3日?の旅行をしてきました
    今回の旅行のテーマは

    「せっかく3日あるから一般道で遠く北を目指す!(・∀・)♪」

    とゆう大雑把な計画からスタートしました

     

    月曜日の深夜23時

    仕事を終えた石山は手始めに北茨城は常陸太田市の「道の駅さとみ」にて一泊

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    (・◇・)この辺りまでくると自然が豊かだなぁ~

     

    そして第一目的地・・・

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    いわき市立美術館に到着
    ここにはピカソやアンディ・ウォーホルの作品がありました
    でも、一番印象に残ったのは

    震災の記事が書かれた当時の新聞を使って作られた作品
    シンプルなものでしたが

    ・書かれている内容

    ・その当時に発行された新聞紙

    ・実際に被災した場所での展示

    とゆうシュチュエーションが

    なんとも凄い印象を与えてくれました(._.)

     

    作品とはテレビのリモコンのように

    受け手の心を動かすスイッチを入れてくれる働きをするモノもあるのだな。

    なんて思いました。

     

    次なる目的地はいわき市から海岸線沿いに一直線!

    宮城県は松島を目指しました
    道路はかなり空いていて

    みんなビュンビュン飛ばしてます
    「通行人いたら轢いちゃうんじゃないの?

    などと心配しながら走ること60km

    何やら検問に出会いました。

    係員・「通行許可証を

    石山・「・・・ないです

    係員・「じゃーいわき市まで引き返すしかないよ?迂回路とかないし

     

    と言われた石山は善後策を考えるため、近くのホームセンターの駐車場に車を停車。

    さあて、どうしたものか(-。-)y-゜゜゜

    辺りにはイトーヨーカドーや大型家電店、スーパーなども立ち並ぶ町の中心のようですが

    どうも様子がヘン。

    「・・・人がいない(・・;)」

    個人住宅には自家用車が停めてあるし

    玄関先には子供用の自転車なども置いてある。

    マンションはカーテンがしまっていて

    コインランドリーの乾燥機には洗濯物が入ったまま。

    ついさっきまで人々が生活していた町

    ・・・ただ人の姿だけが消え去っている

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    どうやら私は福島第一原発事故の避難区域に来てしまったらしい。

    知らなかったとはいえ、無人と化した町にひとりたたずんでみて

    初めて原発事故の真の恐ろしさを知りました( ;∀;)

     

    思い出のアルバムも

    使い慣れた茶碗も

    愛着のある車も

    何もかも持ち出せずに町を去らなければならなかった人たちの心情を考えると

    町の様子を写真に収める事も(事情を察する前に撮った上の一枚を除いて)

    もうできませんでしたo(TヘTo)

     

    2013年の3月25日から

    「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除­準備区域」と3つの地域に分断された、ここ富岡町

    帰宅できる所と昼間だけ滞在できる所、もう諦めるのを前提にする所と

    3つに分けられた富岡町は

    何とか皆で頑張ろう!とチカラを合わせていた住民たちを

    「帰れる者と帰れない者」に分けたことによって

    町のなかでの格差とゆう致命的な苦痛とともに

    新たな一歩を踏み出したそうです
     

    帰り際、歩道橋に掲げられた「富岡は負けん!」

    の文字に言い知れぬ悲しさを感じながら富岡町を離れました。

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    [北川玉奴様より拝借写真]

     

    いわき市を経由して郡山市で一泊した石山は

    翌日は郡山市立美術館へ行ってみました
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    ここですごい作品に出会いました(゚д゚)!

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    [安藤重春 あんず]

    安藤重春です
    これまで石山は写実的絵画の究極は「細密な再現」

    だと思っていたのですが

    この作品は

    ・葉脈って葉っぱ全体に養分を送りたいからこんなカタチしてる

    とか

    ・あんずの実、ここンとこ黒いのは構造的にこーなってあーなって

    みたいな所を理解して書いているとしか思えない表現力
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    [安藤重春 笹]

    重春の広い知識と深い想いに

    芸術の、スキルだけではない本質を改めて教えて頂きました
     

    あと素晴らしかったのは・・・

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    [滝平二郎 たき火]

    滝平二郎(詳細はコチラ)です
    小学生のころ(だったと思う)教科書で読んだ「八郎」や「もちもちの木」

    どこかで読んだ記憶がある「花さき山」や今回初めてみた「ベロ出しチョンマ」などの原画が見られて

    芸術性もさることながら

    自己犠牲や奥ゆかしさ、忍耐や感受性など

    昔の日本人が持っていた美意識を感じて

    いろいろと考えさせられる作品でした
     

    ただ、大きくなる事を望んだ八郎は

    村を津波から守るために大きくなりたかったのだと理解し、喜んで人柱となり村を護り

     

    妹を笑わせたいとヘンな顔をするベロ出しチョンマは

    飢饉の厳しさを訴えるため殿様に直訴した父の咎のため

    家族全員が磔になる時

    恐怖から泣き止まない妹を笑わせるためヘンな顔をしながら最後を迎えるし(ToT)

     

    慎ましくも強く美しかった過去の日本人の姿を再確認して

    忘れかけていた感覚を取り戻した気持ちになりました
    だって最近の「ぐずったモン勝ち」みたいな風潮、おかしいと思いますもんね?

    やっぱ、日本人はこうでなくっちゃ。ね
     

    その後は立派な福島県立美術館へ
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    ここでは伊藤若冲(詳細はコチラ)

    の特別展が開催されていました\(^o^)/

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    かなり素晴らしい作品ですΣ(´∀`;)

    でも、更に驚いたのは・・・

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    この作品たち
    タイルで作られたかのようなドットっぽい表現と

    ジオラマの世界で言われるところのウェザリング(風化や使用感を出すため綺麗な作品を敢えて古びた感じに仕上げる事)

    を施してあるんです
    江戸時代中期の絵師にしてこの斬新さ、

    近代アートの新進気鋭だと言っても充分通用するどころかお釣りが来ますね、これ(´∀`*)

     

    その後はスタッフのオススメもあり

    仙台市は国分町の牛タン屋さん「太助」で

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    炭火焼きの牛タン(塩味のみ)と

    テールスープを頂きましたo(^▽^)o

    シンプルだからこそ牛肉の旨さが引き立つ逸品でした
     

    そして今回の旅行の当初、メインと考えていた(最終的には富岡町の印象が強すぎ

    「松島」へ向かいます
    高校時代、松尾芭蕉の「奥の細道」を暗記させられた石山は

    その一節「松島の月、まず心にかかりて・・・」の一文が忘れられず

    「旅を極めた芭蕉のこころから離れない松島、いつか行こう

    って、ずーっと(20ウン年間)思っていたので

    ちょうど満月にあたるこの夜、松島に来るのを楽しみにしていました
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    朧月夜ながら素晴らしい光景でした
    この月明かりなら江戸の頃の人々なら島影まではっきり見てとれたんでしょうね♪

     

    翌日は改めて松島の船巡りを楽しみました

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    かもめ達がエサをもらいに15cmぐらいの近くまで近づいてきましたが

    それはそれで楽しい体験でした
     

    あとは一般道を松島⇒仙台⇒福島⇒郡山⇒那須塩原⇒佐野⇒所沢⇒登戸と

    400kmほど走れば帰宅です
    高速道路を通れば速いのですが、一般道ならではの楽しみも多いし

    高速料金もかからないし
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    途中、佐野で「佐野ラーメン」を頂きました♪

    濃厚かつシンプルな醤油味はクセになりそうですね
     

    そんなこんなで終わった3泊3日の車中泊旅行、

    大きな苦しみに耐えながら戦っている人の姿を目にして

    昨日まで当たり前だと思っていた事が

    今日は突然失われる事もあるんだ・・・

    ならば今日までに出来る事は出来るだけ頑張って

    後悔のない明日を迎えていこう
    そんな思いを新たにした石山でした