石山です
昨日は千葉県にある「DIC川村記念美術館」に行ってきましたε=┌(;・∀・)┘
ちなみにDICは「大日本インキ化学工業株式会社」の略だそうです。
まぁ、KDDが「国際電信電話」の略ってのと同じような感じですね
石山はお休みの日マイカーで移動する事が多いのですが道順はカーナビ頼りなので
5年前に購入したカーナビの地図データでは新しい道路や橋を知らない事がままあります
そのため千葉方面に高速道路を使わないでナビさせると23区内のド真ん中を突っ切るルートを案内されていたので
倦厭( >Д<;)していたのですが
スマホのグーグルマップでルートを調べてみたところ「東京ゲートブリッジ」を通る南へ抜けるルートがあることを発見
「これで千葉・茨城へのアクセスルートが増えるぜぇ」
と喜び勇んで行ってまいりました
ゲートブリッジのふもとではこんな風力発電機を発見!!(゚o゚;;
下に見える街灯も軽く人の身長の6倍はあるのですがミニチュアにしか見えない巨大さ!びっくりです
そして美術館に到着
Σ(゚д゚lll)うしろに見えるのは花粉を飛ばす気、満々の杉の木
花粉症の石山には悪夢のような光景でしたが
この川村記念美術館、散策路も充実していました
おっきな池があり開放感抜群♪
道端では菜の花が春を待ちわびてスタンバイ入ってるところでした(((o(*゚▽゚*)o)))
そして美術館はこんな感じ
中世のお城にでも来たかのような気分です(・∀・)♪
展示内容は少数精鋭といった感じですがいい作品ありました
シャガールや・・・
[マルク・シャガール ダヴィデ王の夢]
すごく大きな絵でシャガールの世界に入り込む事ができる作品でした
ほかにもモネや
[クロード・モネ 睡蓮]
近代芸術の作品もいろいろありました
[フランク・ステラ フリン・フロンⅡ]
近代芸術って「心が動けば芸術」って感じで
「工事現場から拾ってきたペンキだらけの床汚さないように敷いていた板、これだって芸術だっ!」
・・・みたいに独りよがりな作品が多い気がしますが
この作品は何か良かったのでアップ
でも、この美術館最大の宝といえばやはりこの3作品
[レンブラント・ファン・レイン 広つば帽を被った男]
まずはレンブラント
やっぱり彼の作品は「黒」の表現がうまいわぁ
重厚でシルキー、背景が暗いし色使いも漆黒なんだけど
なぜか黒に存在感があるんです!
またポージングやレイアウトが絶妙
全体的に左よりなポジショニングなのに帽子はほぼ水平。
本来ならかなり左に寄った印象になってしまうハズなのですが、さりげない被写体の角度や
スカーフ、襟飾りの配置や色使いで見事に調和をうみだしています
ほんと、とんでもないセンスを持った男もいたもんだ
[長谷川等伯 烏鷺図屏風]
長谷川等伯も素晴らしかったです
繊細にして神々しいまでに洗練された筆遣い。
厳しく芸術に向き合うサムライを感じました
なにか「凛」とした感じですね
[尾形光琳 柳に水鳥図屏風]
最後はこの人、尾形光琳
レプリカは何度か目にした事あるのですが本物は初めて
大地に、川に、雪に木に。鳥たちに敬意を込めて描かれただろうこの作品
絢爛豪華にして日本の四季や自然、動植物の美しさを燦然と唱っているようにみえます
昔の人の生活って寒くて、暑くて、ひもじくて、疲れて大変だったと思いますが
この国の美しさを昔、気高く生きた先輩達から教えられた気がしました
心が満たされたらこんどはお腹を満たそう!
って事で・・・
庭を一望できる併設レストランでランチ
このハンバーグにかかっているデミグラスソースが半端なく美味しかった!
フォカッチャもふわふわでいい香りがするんです
量的には足りるハズもないのですが味は最高でした
散歩も食事も美術品もお任せあれ!な川村記念美術館、訪れてみてはいかがでしょうか~☆
千葉県にあるDIC川村記念美術館に行ってきました☆
2013年2月6日 by 美容室MARINaquarium
Category 日記、ブログ | Tags:
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