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埼玉県立近代美術館行ってきました♪

2012年10月24日 by 美容室MARINaquarium

 

 

石山です
先週は上高地までいったのですが標高1500mですらまだ紅葉がまばらだったので

今回は赴きを変えて近場?の埼玉県立近代美術館に行ってきました
ここには名画と呼ばれる作品は少ないものの腕きき画家の作品は多いので気になっていた所
行ってみたら大当たり!
たとえば・・・

私が心の師匠と仰ぐクロード・モネ(詳細はコチラ)や



 

[ジヴェルニーの積みわら、夕日]

さすがは「光の画家」と言われる通り、その鮮やかな夕日は涙が出るほど美しかったです
 

美しいといえば川合玉堂(詳細はコチラ)もまた美しい


 

[山村春色]

買ってきた絵葉書きをスキャンした画像なので伝え切れないですが後ろのさくらなんかほんと感動モノです
 

美しさと雄大さを兼ね備えたのはやはり横山大観ですかね(詳細はコチラ



 

[日本心神]

日本一高い富士山を上から見下ろして書くなんて、いやぁ発想がすごい
 

斬新といえば日本画壇の風雲児、今村紫紅(詳細はコチラ)もありました


 

[龍虎]

画像で見るとアレですが、実物は繊細な大胆さ?と個性的だけど品のよい色づかいを感じる素晴らしいものでした
 

繊細といえば日本を代表する人はこの人(と石山が勝手に決めてる)岸田劉生(詳細はコチラ



 

[路傍初夏]

繊細な表現はもとより絵の具の物理的な隆起も絵の迫力をだしていました
 

繊細さでひけをとらないと言えばこの人レオナール・フジタ(詳細はコチラ



 

[横たわる裸婦と猫]

まさに「裸婦と猫と子供が大好き」なフジタらしい作品ですね
確かにどれも素敵な題材とは思いますが
 

繊細さと美しい色彩で有名なのはこの人マルク・シャガール(詳細はコチラ



 

[2つの花束]

左側の花束の上あたりにある木々の表現は特にすばらしいのですが・・・

どうしても右側の花瓶の下に目がいってしまう
 

色彩の美しさなら言わずと知れた巨人、ルノアール(詳細はコチラ)もありました



 

[三人の浴女]

 

逆に色彩にパンチを効かせてくるのはフォービズムの日本代表、佐伯祐三(詳細はコチラ



 

 

[門と広告]

・・・この作品はどうかと思いますが佐伯祐三は以前、ポーラ美術館で特別展をされていて

彼の特徴であるフォービズム(野獣派)と呼ばれる黒の使い方は最初は受け入れにくかったのですが

30点あまりも連続で見ていると自分も野獣派っぽい感覚になるもので

後半は「そうそう、黒打つならそこ」なんて感覚になったモノです
 

で、今回一番びっくりした作品が上田薫(詳細はコチラ)の作品


 

 

 

 

 

[ジェリーとスプーンC]

絵葉書きでまだ販売していなかったのでとあるHPから写真を拝借
これ、油絵なんですよ
しかも現物は私の身長より大きいぐらいのサイズなんです
スーパーリアリティと呼ばれているそうですが、まさに写真の域です
スプーンに写りこむ室内の様子はもとよりゼリーの切れ口?のギザギザ感や透明感は今まで見たこともないほどの精密さ
・・・子供のころミレーをみて感動した時以来の写実的作品でした
写真に近いこと自体は現在あまり意味を持たなくなってきましたが

人間の表現能力の限界がここまでとはほんと感動です
今回初めて上田薫の作品をみましたがこの名前、ぜひ覚えておかなくっちゃって思いました
 

「埼玉かぁ、行ってみるかな」と思った方は是非みにいって下さいね!

駐車場は完備していませんがJR北浦和駅から徒歩3分と電車利用が便利です


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